こんにちは、りんごです。
今日は私の仕事、SOSUアシスタントについて書きたいと思います。
SOSUアシスタントとは?
SOSUアシスタントはデンマーク語で、Social- og sundhedsassistent。直訳すると社会と健康のアシスタントです。
ちょっと意味がよくわかりませんが、簡単にいうと、看護師と介護士の間のような職業です。
デンマークでは、SOSUアシスタントは、基本的な看護や日常生活の援助が必要な人のために働く職業、とされています。主に高齢者、病院の患者、精神疾患を持つ人、ハンディキャップのある人のために働くことができます。
仕事の内容は?
働く場所によってどれが重要視されるかは違ってきますが、日常生活の介助・看護に加え、注射や服薬管理、看護師や医師、理学療法士など他の職業との連携などが主な仕事です。
介護だけでなく、医療行為ができるのかSOSUヘルパーとの大きな違いです。
私は訪問介護で働いているので、日常生活の介助(着替え、食事介助、排泄介助、移動・移乗介助など)、リハビリテーション、服薬管理や血糖チェックやインスリン管理、創処置、尿道カテーテルの管理、経管栄養管理などが毎日の仕事です。
どこで働ける?
SOSUアシスタントは、介護施設、訪問介護、病院、精神科病棟、グループホームやデイケアなど様々なところで働くことができます。
どうやったらなれる?
SOSUアシスタントは学校を卒業すればなれます。
昔はSOSUアシスタントになるにはまず、SOSUヘルパーの資格をとってからでないとなれなかったのですが、2017年に大きく教育制度が変わり、直接SOSUアシスタントの学校にいけるようになりました。
まずは、Grundforløbという基礎コースに行く必要があります。それがだいたい5カ月、そして本コースが2年9カ月と3週間です。すごく長いですよね。
でもここはデンマーク。教育制度もとっても柔軟かつ個別性重視です。
なので基礎コースもその人のこれまでの教育を査定し、必要がない人もいるし、反対に長くなる人もいます。
本コースも同じですが、他に25歳以上の人は少し短くなります。これは25歳以上の大人は色々な経験をしてるので、その社会経験を見込んで短くなるそうです。それとSOSUヘルパーの資格がある人は6カ月短くなります。
学校が終了する時に試験があり、それに合格すると晴れてSOSUアシスタントとして働くことができるようになります。日本のように国家試験ではなく、学校卒業することで資格取得となります。
私の仕事、SOSUアシスタントについて書いてみました。